セザナ神によってその存在が黙認されていた特殊な生命形態。
生物生命体が肉体を失うと位相(霊)と魂体がズザネ管やヌサネ=タボ線で繋がった霊魂体となる。
霊魂体宇宙人とは成仏霊体?のコピー転写先である天体磁場で意識を営む「成仏神?」に、本来は無いはずの魂体(オーラ球)を持たせた生命形態のこと。(ズザネ管は無い)
例えば天体磁場に転写された「成仏神?」とはいわゆる「神」と呼ばれる存在であり、その天体磁場が銀河系であれば「銀河明王神」と呼ばれる。
本来の銀河明王神たちは天体磁場の中で意識は営めるものの、ズザネ管も無ければ魂体も無く成長の止まった意識体に過ぎない。
この銀河明王神にケイエ化(普遍化)した魂体を接続することで、アストラルの手足を得たことになる。
また魂体にはオーブ核があり、心回路も使用できることからさらなる成長をしていくことが可能となる。ただし、ケイエ化された魂体であってもその寿命が130年であることは変わりない。
今から2万年前、天の川銀河系内を宇宙船で飛び回り戦闘に明け暮れていた宇宙人たちはセザナ神の怒りに触れて一斉召喚された。
成仏神?となった宇宙人にとっては、自分たちと縁もゆかりもない地球人の面倒を見ることに対する不満が多く積もっており、彼らを一斉召喚したことの背景もあったことから霊魂体宇宙人(銀河ケイエ魂制度)として存在させることでその不満を解消しようとしたセザナ神の思惑があった。
しかし生前から銀河系内を宇宙船で飛び回っていた科学力のある彼らはアストラル世界で文明を構築していき、銀河明王神としての役目を果たそうとはしなかった。
肉体を持っていた当時の文明社会をアストラル世界で再現したのである。
彼らにとっての切実な問題は霊魂体であるがゆえに子供を作れないことであった。
従って彼らは自身の魂体寿命が訪れる前に、より若い魂体を獲得して「魂交換」をする必要があった。
交換用の魂体を多数確保するために、彼らは惑星単位で植民地化し多数の人間を戦争などで死に追いやって、魂体を採集してきたというのが霊魂体宇宙人たちの所業である。