海洋性細菌(ビブリオ科)

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好塩性のグラム陰性菌(桿菌)で主に海中に生息。病原化したものは食中毒で有名な腸炎ビブリオを引き起こす。

学名はビブリオ・パラヘモリティカス。

約6500ベルツの発信器(耐熱耐蝕性)を6個有する。

外毒素は無し。

発信音は主に二つの酵素に作用し、一つは消化酵素のアミラーゼの阻害作用と、一つは細胞膜分解酵素に作用する力学音を発する。

煮沸してビブリオ菌を殺しても6個の発信器は無事で、この発信器が腸内に残存する限り分解酵素が操作されて細胞障害が続く。

原発海域でのビブリオ菌の癌化が懸念されており、食中毒はほぼ毎年発生している。

ビブリオ毒として溶血毒のTDH及びTRHの存在を仮定しているが、実際は毒を持っていない細菌である。

腸内の排泄物と一緒に発信器が体外に出れば腹痛や下痢の症状は治る。

沿岸部の海中では一、二を争う物量で生息しており(その大半は無害)、水産物の摂取で経口感染する。

日本国の食中毒比率の第1位を占めている。

発信器が血液に入った場合は赤血球が溶血を起こして非常に危険である。


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末期に出現する病原体