ゴカイ類のRNAウイロイドは生物の命を仕留めに来る最後(第4刺客)の死神と言われる。
病原化したものはサンゴ・ウイロイドと一緒で主に血球細胞に集中して行く傾向が強く、免疫細胞の機能を低下させるばかりか、赤血球の働きを阻害する為に、地表の生物を死に至らしめる。
沿岸部の海底水温が20度を超すと危険信号であり、22度あたりからサンゴやゴカイは徐々に死に始める。
海温上昇で、別にこれらの生物が死に絶えても他の生物が死ぬ心配は無いが、問題は濃度の高いラジカル海水にウイロイドが放たれるという事である。
病原化すればとんでもない敵へと変じてしまうからである。
サンゴ・ウイロイドもゴカイ・ウイロイドも地球では既に病原化しているが、まだ発生量が僅かである理由から大きな問題には発展していない。
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