「自己免疫疾患」のこと。
B細胞が生産する抗体タンパクには沢山の種類がある。
正式な免疫システムの指令に基づいて生産された抗体タンパクは、認証添付作業(生体の一員であるという認知と刻印)が終了した後に、「正式な検疫官」(敵を識別する役割)としての任務に就く。
その認証作業を受けずにそのまま血中に送り出されてしまうのが「不認可検疫官」。
「正式な検疫官」が敵であると認定した相手や組織が、後陣に控える免疫軍団(白血球や食胞球など)のターゲットとなる。
しかし、「不認可免疫官」が人体組織に攻撃マーカーを添付すれば、機械軍隊は自分の体が敵だと思って攻撃してしまう。
免疫細胞群(キラー細胞、T細胞、好中球、NK細胞、マクロファージ)が次々と襲い掛かり、膝の硬骨も軟骨も腱も半月板も、あっという間に溶かされて原形を失ってしまう(消化酵素で溶かされる)。
<不認可サイトカイン症候群>の詳細解説RIAT BLOG