この病気は糖尿病の3大合併症の一つであり、途上失明の原因で二番目に多い病気である。
病気の原因は明白であるが、そもそも糖尿病自体が高濃度ラジカル病であり、特に血中の糖化ヘモグロビン数値(HbA1c値)が跳ね上がると、グルコース・ラジカルが細胞内に直接取り込まれて、細胞内部の各所で糖化反応が促進される事になる。
当然、水晶体や硝子体の中でもラジカル癒着が発生し、眼底出血や黄斑浮腫や飛蚊症などが発生し、急激に視力を失っていく結果となる。
グルコースの反応基(アルデヒド基)の水素原子がラジカル化すると、桁違いの反応力を有した「お化けグルコース」へと変貌する。
もともと化合力が強いところに物理的な要素がプラスされる為に激しい糖化反応が発生する。
我々にとっても非常に厄介な病気であり、まず身体のラジカル濃度を下げないと治療のしようが無い。
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