多細胞生物である高等生命体には、細胞の残骸物を収納する物置的な「保管所」を備えている種類が幾つかある。
その「保管所」にヒール被膜が張られているという条件下において、次の現象がみられる。
組織ヒールが誕生したばかりの新しい細胞体であると勘違いし、一旦活動を停止した死細胞ヒールを蘇らせてしまう。
その結果、「偏性細胞内寄生体」(有機系物質生命)が誕生する。
「偏性細胞内寄生体」とは、結局「細胞もどき」であるといえる。
このような現象が起こるのは、
高等生物の体細胞は細胞分裂を行なっておらず、不足分は血小板供給で補われており、
そのため、体細胞のヒールは常に余っているからである。
要約すると、「保管所」の核酸材料(プラスミド:plasmid)が、そのヒールを獲得し、ウイルス等に成っていく、ということ。
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