陰陽論の第二法則(優化劣化の法則=進化の法則)。
「陰の中に陽が芽生えると、その陰を蹴落として陽が段々と優化して行く」という法理。
しかし、「片方が優化した分、もう片方は劣化を余儀なくされるが、劣化者は常に優化者に対してその命を握り続けている。」という制約がある。
つまり、優化者には劣化者を守る義務が生じて、また劣化者は優化者に守ってもらう権利がある。」という自然界の大法則があるということ。
植物(陰)と動物(陽)を例に挙げると、植物の基盤土壌の中に後から誕生して来た動物は優化種であって、植物には無い運動能力が備わっている。
動物は母方の植物を食べてその繁栄を誇っている事になるが、彼らは食料と酸素を植物に依存しており、植物を根絶やしにしてしまえば自分の首を絞める事になる。
したがって、動物には植物を庇護しなければならない義務が生じる。
植物には生物環境を維持するという逃れられない重い義務があり、その義務から解放された自由運動の象徴物こそ動物だと言えるが、同一環境内で共存共栄して行く為には動物は植物に対して基本的なルールを守らなければならない。
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