HHV-3型

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ウサギヘルペス4型(α―HV亜科・単純ウイルス属)

人間を宿主とする神経ウイルスの一種であるが、哺乳類以上の生物(霊長類を含む)の専用ウイルスであって、植物や昆虫類は勿論のこと鳥類や爬虫類や魚類にも原則として感染はしない。

比較的大型のウイルスであり体長は150〜200nmにも及ぶ。

人間の保有率が約70%にも至る事から、人間を介して他の哺乳類へ広がったと解釈できる。

その証拠に野生のウサギには見られないが、ペットショップのウサギや犬や猫にはこのウイルスの存在が確認できる。

神経には電流が流れているが、ヘルペスウイルスは電気が好きなのか、アクオン電線を住処にするものが多い。

このウイルスはHHV―1の単純ヘルペスと酷似した病状を呈するが、発疹の発生場所に関する特徴は体の裏側では無く表側(胸や腹)に発疹が集中すると言った特異性である。

当然、A、Bの二種類の型式が在って、A型の方が強い作用力を呈する。

最近はペットブームなのでペットから感染するケースも多い。

主に胸部や腹部の神経節に巣食うウイルスであり、神経管内に形成されたウイルス痕(傷跡)が異形の電気パルスを発生させて、後々疼痛を引き起こす。

このウイルスは共生系の同族ヒールを備えた比較的おとなしいウイルスである。


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ヘルペスウイルスの異常活性