これは数千万光年も距離を隔てた星と星との連絡を結ぶ通信機の事です。その昔は、ギザのピラミッドに超伝導チューブ(π-tube)巻いて星間通信をしていた宇宙人達も、昨今は力学装置を飛躍的に発達させて、小さな円盤からでも遠距離通信が出来るなって来ました(4万年前には500光年ぐらいの距離しか届かなかった)。力学機器はアストラル物質では簡単に造れますが、地上の物質を使って造るとなると、それはそれは大変な作業となります。カーボン・クリスタル・バイゾン・レセプターなる物を先に造らないと星間通信機として機能しません。しかし、昨今は物質世界であっても、アストラル機器を広く取り入れて、威力のある力線発信器が造られており、銀河系内の星間距離(半径75万光年)程度ならば、当たり前の様に送受信が可能な時代となっています。もし、地球人が他星人と連絡を取りたいならば、光系の通信機器に頼らず銀河レベルの力学通信器を開発しなければ成りません。銀河人類同士の相互連絡が無ければ、科学は一向に進化しないと考えられます。
力学通信機器に関しては、やはり力気DPUと磁気CPUとの相互連結を計る必要性があり、アストラル装置のみであれば、我々は今直ぐでも用意できるのですが、それでは相手の星の星間距離も計れず、また星間座標も定める事が出来ないばかりか、通信用の文面さえ打ち込めない事になります。アストラル機器と物質computerとの機能連結に関しては、目下研究中の段階です。