大型水分子発電機(試験機開発中)


水力で水車タービンを回し、発電機を介して電力を得るというダム発電の手法や、また核分裂反応の熱で水蒸気タービンを回して電力を得るという原子力発電の手法はもはや時代遅れ、ダムを建設する莫大な費用、自然破壊や欠壊洪水などの危険性を考えれば、また飲み水や農業用水の確保という絶対的な水権メリットを鑑みても、今以上のダム建設はいかがなものかと思われます。無論、温暖化が加速している現行の地球環境では、大量の排気ガスを放出する火力発電も芳しくは無く、また放射能被害で揺れ動く原子力発電は諸悪の根源とも言えましょう。そうした事情は別に地球だけの話では無く、どの星にも共通する問題です。結局、銀河人類の多くの星が選択したのは、土管に固体水を詰めた「水発電機」であり、今でも多くの星が使用しています。

風が無ければ発電しない風力発電、夜になれば発電しない太陽光発電、波や潮流が無ければ発電しない波力発電、比較的安定している地熱発電もありますが、膨大な電量を必要とする巨大都市の暮らしを考えれば、これらの発電法ではとても賄える電量ではありません。電気を失えば、文明人としての生活が成り立たないのは地球だけの問題だけではありません。水発電機の最大の特徴は、建設コストが極安である事と、建設場所が限定されないという事と、これまでの送電システムを変える必要が無いという事でしょうか。危険な原発を止めて水発電機に切り替えた惑星人類は結構いるのです(現在原発を使用している人類は地球を含めて四ヶ所のみ)。

 
<水発電機の発電原理>

この原理に気が付いた銀河人類の多くが、生物の随意神経(アクオン電線と呼ばれる)の内部に形成されている「水の六員環分子配列鎖」を見て、そこから学習したというのが一般的です。神経内にビーズ状に配列した六員環分子の中心磁束流こそ神経電流に他ならなく、それが結構な威力を持った電流である事から、工業的にも利用したと言うのが実情です。ある特定の信号を与えると、水は六員環分子を配列させて常温固体水に変化します。そのループ化した物は磁束の漏れが極端に少ない超伝導状態を呈する事から、そこには超伝導場が形成されるのです。その電場の中で金属棒を出し入れすると、強烈な起電流(交流=電圧流)が沸き起こるという、早い話がコイルと磁石棒の原理です。原理はシンプルですが、危険な発電法では無いことから、環境条件を考えて広く利用されています。

 内管直系が3mの円形土管チューブを六段重ねにして、一つの土管チューブの全体直系が13m程度の規模では、その発電量は約250万kwにも及びます。これ一台で原発の発電量よりも大きく優っています。これから発電所を造る予定ならば、水発電機にした方がお得で無難、仮に原発の代用品にもなる事から、電力会社にはたまらない発電技術だと言えるかも知れません。ちなみに水発電機を作動させるためには発電モーターが必要になります(軸棒のピストン運動に使用する)。常温固体水を作る物質信号は無論我々は知っていますが、人間の身体の内部でも作られている事から、自力で見出すことも可能です(体から教えてもらえる)。

 

 

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